一人カラオケで転がり落ちた24歳独身女
そうです。どこに沼があるかなんて誰にも分からないんです。
もしかしたらあと5分後、何かにハマるきっかけが訪れるかもしれない。
わたしは
恵比寿学園男子部(通称EBiDAN) で活動する
『超特急』 というグループにハマってしまった。
1年半前まで存在自体知らなかったこのグループをどこで知ったのか。
そう、このブログタイトルにもある、「カラオケ」だ。
現在は、メインダンサー4人、バックボーカル1人 の 5人で活動している超特急。
今ここまで読んでくれている貴方が、
今までの人生の中で1番暇で退屈で何をしようか悩んでいるのであれば少しの時間、乱文ではあるがそのままを綴った、私の人生の中で1番運命的な出会いをした話を見ていってほしい。
超特急を初めて知ったのは、2018年11月23日。忘れもしない。高校時代、同じ吹奏楽部だった友だちにに誘われて、県内の吹奏楽部が集まり演奏するお祭り、バンドフェスティバルに行った。後輩たちが頑張る姿。音楽が与える感動。「やっぱり音楽好きだなぁ。」「吹奏楽好きだなぁ」と実感し。友だちと別れた。
その日何となく家にはすぐ帰りたくなくて、
近所にあるカラオケに1人で行った。
好きなタイミングで好きな曲・歌いたい曲を自由に入力出来る一人カラオケが大好きで、ちょくちょく行っていた。
小腹が空きフードを頼んだ。3時間コースの時間内に食べ終われそうにない量のフードが運び込まれた。膨らむお腹。減らないフード。過ぎていく時間。
部屋の電話が鳴り、「まもなくお時間です。延長されますか?」と店員さんから言われ、即座に「すみません、お願いします。」とだけ伝え受話器を置いた。
…よし、今は食べることだけに集中しよう。歌いながら食べてたら終わんない…。(この時点でPM8:00)
…無音で食べるのもあれだし本人映像でも流すか〜…
という軽いノリで、カラオケ機器に入っている本人映像もしくはライブ映像をひたすら打ち込み、戦隊モノから宝塚まで片っ端から入れていった。「本人映像」という画面のページから
認知しているアーティストを選択し、転送する…。これをひたすら繰り返し、ほぼ鑑賞会と化した一室。
その時、ふと目にとまった「Fantasy Love Train~君の元までつながるRail~」 という曲名。
…「…アーティストは…?…超特急?なんかのアイドルかな?何じゃろ…(ポチッ)(転送…)」
ここで転送しなければ…今の自分はいなかった。断言出来る。
イントロのオルゴールの音で鳥肌が立った。
なんだろうこのザワザワする感じ。
オルゴールの音の後、色んな音が聴こえて弾けるような感じ。歌声は優しくてでも力強くて、聴き馴染みのあるメロディー。
踊ってる人達は楽しそう。でも赤色の人は苦しそうな表情…。なんでこんなにも楽しそうに苦しそうに踊るの??
…と頼んだフードを口に運ぶことも忘れ、
ライブ映像に釘付けだった。 曲が終わり、
即調べに入る私。何でも気になったことは直ぐにGoogle先生に頼る生活。ネットが普及していて良かった。と心から思った一瞬だった。
「超特急」 これはわたしの目の前に大きく深く空いた沼が完成した瞬間だ。
メインダンサー&バックボーカル グループ。
ボーカル2人、ダンサー5人からなる、7人グループ。
え?!さっき歌ってたの2人だったの?!
全員歌ってたんじゃないの?? だってヘッドマイク付けてたじゃん?! 確かにボーカルの人前に出てなかったかも…。ちょ、、もう1回確認!!!!!
といって超特急の後に打ち込んでいた曲を全てキャンセルし、再び同じ曲を入れた。
…あれ?なんでだろ、、これ2回しか聴いてないのにサビのメロディー歌えるんだけど??
ほんとだ!ボーカル2人じゃん!ダンサー歌ってない!しかもボーカルの前にいる!!!
やっば!なにこれ!めっちゃ面白いし曲良すぎじゃん?!
そこからハマりにハマってしまい、カラオケの画面ではなく、スマホでYouTube検索し超特急のMVをひたすら見漁る時間になった。
もうその頃にはちまちま食べていたフードも底を尽き、そろそろ帰るか…となったのは夜の10時。 帰ってからもわたしの調べ癖は止まらない。画像をひたすら保存しまくり、ありとあらゆる情報をかき集めた。
ん???一ヶ月後に城ホールとさいたまスーパーアリーナで年末ライブをすると…??(Golden epoch)
たまアリでライブが出来るほどのグループを何故今まで知らなかったんだ…。と少し後悔した。
既にそのライブのチケットは完売しており、チケット購入のいろはも分からないド新規が、譲渡やトレードを使ってまで購入しようとする考えまで至らず諦めてしまった。
だが、2019年2月11日 perfect Valentine という数組アーティストが揃うライブに超特急が出演するという情報を聞き、即座に申し込んだ…はずだった…。当落日になってもメールは来ない。少し焦りながらも「ちょっとメールが遅れてるだけだよね…」とか思いながらチケット購入サイトへ飛び、申し込み履歴を確認する。
…履歴がない…。 え、もしかしてわたし当たりハズレの前に申し込みさえ出来てなかった…? え、でもちゃんと入力して…え…。
ショックすぎて帰宅途中だったその時近くの公園に自転車を停めて寒い11月末、1人しくしく泣いたのを鮮明に覚えている。
……もう、、!!!!! ええわ!!!どうでもいい!!! よし!!!LAWSON行こ!!!!!ファンクラブ入ろ!!!
あれ?何このやけくそな感じ。申し込みが出来てなかったのは全て自分のせい。何逆ギレしながらFC入ってるの?と、当時の自分に言いたい。 だが、そのタイミングで入会して間違いはなかった。
この、ヒトカラでライブ映像を見てFCに入会するまで 掛かった期間は、1週間。だった。
超特急に落ちる人は結構一瞬。
あっという間に転がり落ちた沼だった。
そしてその沼は這い上がり抜け出せるかな?と思った時に、グッズや生写真、生誕グッズ、ブランド立ち上げ、インスタライブ、という名の蓋をされ、その沼から出られないようになっているようだ。(個人解釈)
そして厄介なことにその沼には色々な分かれ道があり、その道に迷い込んだら最後、
『EBiDAN DDオタク』としての人生を歩むことになる。
次回は、
分かれ道に迷い込み新たな沼にたどり着いた話でもしようかな。